スズ塩残渣

スズ塩残渣

サマリー

・鉛フリーはんだには共晶はんだに比べ活性剤が多く添加されており、リフロー温度も高いため、スズ塩が発生し易い。
・鉛フリーはんだに対応した洗浄剤を使用することで、スズ塩の再付着を低減できる。

スズ塩残渣について

鉛フリーはんだを使用した際に多く見られる現象です。リフロー時に発生する不溶性のスズ塩(スズ化合物)が、水リンス中に洗浄物へ再付着することが原因です。
スズ塩は共晶はんだフラックスからも発生しますが、発生量が少なく特に問題視されることはありませんでした。しかし、はんだの鉛フリー化に伴い、フラックス中の活性剤の添加量が増え、リフロー温度が上昇したことにより、スズ塩の発生量が大幅に増加した(共晶はんだの2~5倍)ため、外観不良として問題化しました。

解決策

・洗浄剤とリンス剤を全量交換する

・鉛フリーはんだ対応洗浄剤(パインアルファST-180シリーズ)を使用する