防錆膜の着色
防錆膜の着色
サマリー
・銅パッドなどの防錆膜は、リフロー工程や洗浄工程を経ると変色することがある。
・洗浄剤中のフラックス濃度を管理することで、ある程度変色を抑制できる。
・OSPを溶解しにくい洗浄剤(パインアルファST-180H)を使用する。
・洗浄剤中のフラックス濃度を管理することで、ある程度変色を抑制できる。
・OSPを溶解しにくい洗浄剤(パインアルファST-180H)を使用する。
防錆膜の着色について

防錆方法の一つであるOSP処理が行われた銅面(銅パッド等)に対してリフローを複数回繰り返すと、熱により防錆膜が着色することがあります(上図)。また、リフロー後のフラックス洗浄で防錆膜の一部が溶解すると、防錆膜の厚みの違いから銅バンプに色ムラが生じ、銅面が変色したように見えることがあります (下図) 。

解決策
・銅面の防錆処理条件の見直しや液管理を行なう
・洗浄時の温度を下げる、時間を短くするなど、防錆膜を侵さないように洗浄条件を最適化する
・フラックス中の酸が原因で変色が起こることがあるため、洗浄剤中のフラックス濃度を低めに管理する
・洗浄剤とリンス剤を全量交換する
・パインアルファST-180Hを使用する
ST-180Hは、洗浄剤中に含まれる添加剤成分を見直し、OSPを溶解しにくい成分に変更した製品です。フラックス洗浄後も元のOSPが残り、防錆膜の厚みのムラによる変色を防ぎます。銅面の防錆効果、はんだ接合効果も残ります。
上記の方法を併用することで、さらにOSPの残留効果が上がります。










