二流体洗浄方式

二流体洗浄方式

サマリー

・二流体洗浄では、気体と液体をノズル内で混合し、ワークに噴射して洗浄を行う。

・圧縮空気や加圧蒸気を使用するため、初期費用は高くなるが、液体消費量を削減できる。

・洗浄剤蒸気を用いた二流体洗浄では、蒸気の熱と洗浄剤の溶解力により、秒単位での洗浄が可能である。

二流体洗浄について

二流体洗浄では、気体(圧縮空気、加圧蒸気など)と液体(水、薬液など)の二つの流体をノズル内で混合し、ワークに噴射して洗浄を行います。圧縮空気や加圧蒸気を供給するためのコンプレッサーや蒸気発生機(ボイラー)が別途必要となるため、初期費用(イニシャルコスト)は高くなるのですが、二つの流体を併用することにより、スプレー・シャワー洗浄方式に比べ、少ない液量で洗浄を行うことができます。

 


 

 

洗浄剤蒸気を用いた二流体洗浄(※研究試作品)

当社では、非引火性の一液型洗浄剤を気体および液体状態とし、それらを混合して噴射する二流体洗浄方式を開発しております。ボイラーから洗浄剤蒸気を連続的に供給するため、洗浄可能な範囲は限られますが、蒸気の熱と洗浄剤の溶解力によって数秒程度のごく短時間でフラックスなどの油性汚れを軟化・剥離させ、効率的に除去することができます。

 


 

洗浄ムラと対策

二流体洗浄方式では、スプレー・シャワー洗浄方式と同様に、ノズルの配置を最適化することがとても重要です。液体の供給量と圧力に加え、気体の供給量と圧力も噴射範囲に影響を及ぼすため、洗浄液が当たらない箇所が生じないよう、ノズルの配置や各種パラメータを調整する必要があります。

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