ダイレクトパス洗浄方式

ダイレクトパス方式

ダイレクトパス洗浄について

ダイレクトパス(直通式)洗浄は当社が独自に開発した方法であり、底部に網を張った比較的小さな口径のバスケットにワーク(被洗浄物)を充填し、ポンプによってワーク間の隙間に強制的に洗浄液を送り込み洗浄を行ないます。バスケットを設置する洗浄チャンバは、洗浄を行なう際は完全に密閉されているため、ポンプの吐出エネルギーを散逸させることなく、効率的にワークへ伝えることができます。
また本洗浄方式では、ポンプの流量が一定である時、バスケット内のワークが密に充填されているほど洗浄液の流路(通液可能な面積)は狭くなり、流速が上がります。この様にして増幅された液流が、ワークの隙間に局所的な渦や圧力変化を発生させることで、噴流洗浄などでは除去できない数十μmの隙間の汚れも洗い落とすことができます。

洗浄ムラと対策

ボールベアリングなど、バスケット内で充填密度が高くなる部品にダイレクトパス洗浄方式を適用する場合、ワークの細部まで洗浄液が行き渡らず、洗浄ムラを生じることがあります。その際は、洗浄液を下から上に送り込み(アップフロー)、バスケット内の部品を浮かせて部品の位置を変化させることで、部品同士の接触部分などの洗浄液が届き難い箇所の汚れも除去することが可能となります。

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