環境対応(地球温暖化対策)

環境対応(地球温暖化対策)

地球温暖化について

地球温暖化とは、人間が排出した温室効果ガス(二酸化炭素や代替フロンなど)を主な原因として、地球表面の大気や海洋の平均温度が上昇する現象です。温室効果ガスには、大気圏に滞留して地表から放射された熱(赤外線)を吸収する性質があり、それによって熱の放出が妨げられ、地表温度が長期的に上昇します。

 

地球温暖化が生態系に及ぼす影響の一つとして、海流の変化があります。海流には赤道付近において太陽から受けた熱を循環させ、地球全体の気候を穏やかにする働きがあります。しかし、その動きが変化して熱の循環サイクルが乱れると、気候が変動し、局所的な豪雨、台風、猛暑などの異常気象をもたらすと考えられています。

 

個々の化学物質が地球温暖化に及ぼす影響を表す指標として、地球温暖化係数(GWP)があり、製品の安全データシート(SDS)などに記載されています。この値は、二酸化炭素(CO2)の温室効果を1として、各物質の温暖化への影響を相対的に表したものです。この値が大きければ大きいほど、地球温暖化への影響も大きくなります。例えば、オゾン層を保護することを目的として使用されてきた代替フロン(HFC、PFCなど)には、二酸化炭素の100倍~1万倍ものGWPがあることが知られており、近年問題視されています。

地球温暖化抑制のための法規制の動向

地球温暖化を抑制するための国際的な取り組みとして、京都議定書(1997年)やキガリ改正(2016年)などが挙げられます。近年採択されたキガリ改正では、日本も含めた先進国に対して、2019年~2036年にかけてハイドロフルオロカーボン類(HFCs)の生産や消費を最大85%まで段階的に削減する義務が課せられています。

地球温暖化抑制にむけての荒川化学の取り組み

当社では、環境に優しい産業用洗浄剤「パインアルファシリーズ」を販売しています。また、従来のハロゲン系洗浄剤をお使いのお客様に向けて、地球温暖化への影響が少ないフッ素系溶剤を用いた「コソルベント洗浄システム」も開発しています。

 

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