はんだボール実装における不良モード フラックス印刷不良

フラックス印刷不良
■■■ 症状 ■■■
・印刷時に欠けや未充填、にじみやブリッジが発生する。

■■■ 要因 ■■■
・フラックスの物性
 主に印刷性に関与する物性としては粘度が挙げられる。粘度が低過ぎるとにじみやすくなり、ブリッジが発生し易くなる。
 一方粘度が高過ぎると印刷箇所にフラックスが充填しにくくなり、欠けや未充填が発生し易くなる。
・印刷条件
 印刷に関する条件は、スキージ材質、スキージ角度、印刷圧力、印刷速度、メタルマスク形状、
 基板とメタルマスク間のクリアランス、版離れ速度など多岐に渡る。
 各基板や各フラックスにおいて最適条件を導き出す必要がある。
■■■ 解決策 ■■■
・フラックスの物性を理想に近づける。
・適切な印刷条件を設定する。